ご利用者様の強みを見つけ出し、それを生かしていくことを応援します。
「職場うつ」プログラムは、ご利用者様がそのことをしているとワクワクする、自分らしいと感じエネルギーが溢れてくる、そんな強みを見つけていくプログラムです。
ではなぜ、ご利用者様が「これこそ自分らしい」と感じる強みを見つけ出していくことができるのでしょうか?
その秘密はカウンセリングの方法にあります。
私たちのカウンセリングでは、ご利用者様の「心のくせ」に焦点をあてているからです。
「心のくせ」とはご利用者様の考え方や行動に影響を与えている強い信念です。子供時代に作られ、ずっと持ち続けているものです。
「心のくせ」はある意味では、ご利用者様を苦しめてきたものです。
けれども不思議なことに、ある意味では当然なことに、ご利用者様の強みは、この「心のくせ」の中にあります。
「心のくせ」が繰り返されていく中で、ご利用者様の強みは生まれています。そして長い年月をかけて磨かれてきているのです。
私たちのカウンセリングが、ご利用者様の「心のくせ」に焦点をあてているからこそ、ご利用者様の強みを発見することができるのです。
例えば「自分の能力に自信が持てない」という「心のくせ」を持っていらっしゃる方がいます。この方は、なにかにつけて自分の力を低く評価してしまいます。自分にはこの仕事を十分にはできないのではないか、自分はあまりリーダーに向いていないのではないかとひそかに考えています。
しかし、そのような思いがあるからこそ、この方は努力をします。あらゆる可能性を考え、計画を練り、徹底的に仕事をします。そしてこの作業をずっと繰り返しています。
だからこそ、仕事で成果をあげることができるのです。有能なリーダーとして部署をまとめていくことができるのです。だれにも負けない能力を発揮することができるのです。
では、ご自分の「心のくせ」の中にある強みに気づけば、それをすぐに生かすことができるのでしょうか?
残念なことですが、それだけでは十分ではありません。もう1つ重要なのは、 自分の「心のくせ」をコントロールできるようになることです。
自分の心のくせによって、自分を苦しめてしまうようなパターンに陥るのをできるだけ避けることができるようになることです。
例えば、先ほどの例を使ってお話しすると「自分の能力に自信がもてない」という「心のくせ」を持っていられる方は、自分を追い込みすぎてしまう傾向があります。どんな結果にも満足できずに、仕事をしすぎてしまい消耗してしまうことがあります。「心のくせ」によってコントロールを失ってしまうことがあるのです。
そうすると自分の強みを生かしていくために、自分のエネルギーを十分に使えることができなくなってしまうのです。
このような状況が続いてしまうと、気分が落ち込むことが多くなり、うつ症状が出てきてしまいます。
ですから、自分の「心のくせ」を捕まえて、自分を苦しめてしまうようなパターンに陥るのを避けていくことが大切です。
私たちのカウンセリングでは、ご利用者様がこのような練習を繰り返していかれることを積極的にお手伝いしていきます。
「心のくせ」の中にどのような強みを見出すことが可能なのか、他の「心のくせ」についてもお伝えしていきます。
「人を警戒してしまう」という「心のくせ」のある方
物事の全体を見渡して、戦略的に動くことができる方です。チームを勝利に導くには、どのようなことを実施していくことが重要なのかを考えることが得意です。人が攻撃を受けたり、不当な扱いをされることに敏感です。そのような状況を解消させるために、積極的に働きかけを行うことができます。
「人に理解してもらえない」という「心のくせ」のある方
人の心の動きに敏感です。辛い思いをしている人、寂しい思いをしている人を見つけ出し、その思いに共感することができます。人の心をひきつけるような、かかわりを持つことができます。人と心のつながりを感じられた時に、最も力を発揮することができます。
「人の意見に従ってしまう」という「心のくせ」がある方
責任感が強い方です。相手への配慮のでき、人望があります。周りの人間の心をつかむことができるため支持をしてくれる人間が多いです。信頼関係を大切にしながら、部署をまとめて成果を出していく方です。
私たちのカウンセリングの基本は認知行動療法です。認知行動療法は科学的に効果が証明されている精神療法です。私たちは、認知行動療法の中でも、スキーマ療法という方法を使用しています。
スキーマ療法とは、「心のくせ」に焦点をあてた精神療法です。従来の認知行動療法よりも、より効果的で効率的な介入をすることが可能です。